Vol.488「変化」
2019年7月27日
分かりやすい梅雨明けの空。待ち遠しいと思った夏も、来てみればうだる暑さに意気消沈。その上ぎっくり腰も重なり、のろのろと作業する自分の姿が情けない。
さて、5年にわたり野菜を納品してきた舟入市場さんが7月末をもって閉店されることになった。納品を始めた当初、店頭販促をしている時に松本裕見子さん(現「みみよりライブ5up!」のメインパーソナリティー)が応援に突如現れたり、友人が料理研究家の花井綾美先生を連れて来てくれたことがつい最近のことのように思い出される。そのような温かいご支援もあり、本日の最終納品まで一度も穴をあけることなく週3回の納品を続けることができた。飲食店の方のご利用も多く、新規営業で訪問した際に「舟入市場で買ってますよ」と言われたことも1,2度の話しではない。
その2か月前、Oishi吉山さん(安佐南区沼田町/産直市+加工品+ワイン+雑貨+飲食店併設)も2年間続けてきた納品を終えた。立ち上げ当初地元からの野菜出荷を懸念され、事業が形になるまで野菜を供給してほしいとのご依頼で取引が始まり、並行して農家さんとの関係構築や出荷から販売に至る工程などのアドバイスなども行った。無事地元からの野菜の供給が軌道に乗ったため納品を終えることにしたので、その意味では予定通りとも言える。
1か月前は、こちらも長く続いていた大口取引先の取引内容が見直しとなった。こちらは取引先の経営事情によるもので、福利厚生的にご利用頂いていた我々の野菜提供がその対象となった。
終えた理由はどうであれ、それぞれそれなりの取引額になっていたので立て続けに無くなるとやっぱり痛い。最近僕自身が営業に精を出していた理由はこれ。幸い、大口の取引先がいくつか増えて事なきを得た状況にはなっているが、もしそれがなかったらちょっとヤバい状況に陥っていた。
という感じで、それなりの変化がありつつも何とか7月まで漕ぎ着けることができた。8月は5期最終月。何とか目標ラインを超えて終えたい。今の延長ではちょっと厳しいかも。努力の方向を明確にして総力で取り組んでいきたい。
その次は6期。どういう期にするか、これも8月にしっかり考えなくてはいけない。ここ2期の停滞は僕自身に原因がある。今の延長では衰退するのは明白。誰かの、何かの変化を待っていたのでは駄目だ。自ら変化の起点とならなければ。