44「生産者会議」
2018年12月1日
今日から12月。忙しさ具合はいつも通りだけど何となくせわしく感じるのは気のせいか。
ヤマト運輸の担当者と話すと、例年この時期は非常に忙しいらしいが以前ほどではなく、おそらくお歳暮が減っているのが原因とのこと。
逆に、ネット経由の購入が増えて繁忙期と閑散期の物量差が減ったことも一因かも。相対比較の中で感じ方が変わったのかもしれないと何となく思ってしまった。
まごやさいの宅配物量は相変わらず。
5年前に飲食店向け販売にシフトすることを決め、それまで主力だった個人向けのセット野菜宅配は新規の募集を止めてしまった。
5年で半減すると想定していたが、有難いことにほとんど減らず今に至っている。中にはまだ今年の宅配が終わっていないのに、翌年度のお申し込みを頂く方もいたりして本当に有難い限り。
5年前どころか創業当時からの付き合いの方も多く、もはや事業を見守っていただいている感じで、野菜の説明資料の他に毎回事業報告っぽい内容の読み物を入れるようにしている。
この宅配以外に贈答用のセット野菜も行っておりこれが2グループ。上記の個人宅配も2グループありそれぞれは月1回ながら、発送日をずらして結局毎週野菜セットを宅配している形となっている。これが全て月曜発送で、その準備を日曜から始めるので5月から12月までの日曜日はほぼ潰れるという次第。
月・水・金曜日の野菜集荷&販売日にも個人販売(こちらはネットで個別注文)しておりこちらも宅急便を使う。遠方の飲食店にも送りは宅急便。という訳で、日々宅急便に埋もれているという話。なんでこんなことを書き始めたのか自分でもわからなくなってきた(苦笑)
今週のメインイベントは農吉での生産者会議。一昨日の木曜日に行い、地元の農家さん30名強にお越しいただいた。
これまでは遠隔地の大規模農家からの仕入れが多く生産者会議もホテルなどで食事付きで行っていた。それを昨年から仕入先を地元の中小農家に切り替え、今回初めて生産者会議を行った。会議の準備や資料作成は農吉メンバー各位が行い、僕は説明の一部を受け持つ形になった。メンバー全力の呼び込みもあり出荷実績のある農家さんはほとんど来ていただけた。
何より嬉しかったのは、出荷農家さんがご近所さんやご友人・兄弟などをお連れになられたこと。「あんたも農吉に野菜を出してみんさい」とその農家さんから言って頂けるのは本当に有難かった。
また、出荷者のお一人が農吉の三越の売場を見て感動したことを自ら参加者の前に出て話して頂いたこともとても嬉しかった。
我々が目指す野菜流通の形が垣間見えた会議だった。準備・運営にかかわったメンバー各位、本当にお疲れさまでした。まだまだ出荷いただける農家さんを増やして、来年はもっと盛大にできるように、総員全力で前に進んでいきましょう!