38「畑の道」

今日は日曜日。

昨日は独り言を書く前に思い立ち、JAライスセンターにもみ殻を取りに行き(1回トン袋:6袋×3往復)、それを畑に運び、対象の畑に広げ、耕運機で混ぜ、夕方やり切った感満載で帰って風呂に入ったら完全に忘れてしまった。先ほど思い出し、センターに行く前に慌てて書いている次第。明日の宅配と視察の準備にそこそこ時間がかかりそうなのにちょっと予定が狂った感じ。誰に文句も言いようがなく、やることメモをしなかった自分を反省。忙しい時ほど忘れてはいけないという力学が働きダイヤリーにその日やることをメモするのに、少し時間的余裕が出るとそれをさぼってしまう自分が嫌になる。

それにしても、、、恨めしいぐらい良い天気。昨日もみ殻を広げているときにハタと思い付いた畑のレイアウト変更をやりたくてうずうずしてしまう。その畑は2年前田んぼから畑に変更したところで今は父が主に使っている。まだ田んぼの名残りで土の粘りが強く、それを緩和するためにもみ殻を入れたのだが、足の悪い父にとってその畑の中を歩くのが一苦労のようで10m進むのに1分程度かかってしまう。しかも1200平米とかなり広く作業時間よりも作業場所の行き帰りの時間の方が長いぐらい。そんな父の姿を見ながら、畑の端まで軽トラックで入れるようにしたら便利なのではないかと思い付いた。畑の入口から端まで付けた道(たい肥を置くために既に設置済み)の中央部から下り方向に道を付け、逆側にも入口と同様の道をつける。上部から見ると道がH形になっている感じ。排水を確保するため道と交差する溝の上にはコンクリのU字溝をひっくり返して置く。これなら軽トラで作業場所の近くまで行け、また収穫後に野菜を運ぶのも楽になる。

ただ、昔の人は圃場を狭めるようなことを嫌う場合が多く(開墾しながら必死に圃場を広げてた歴史があるので致し方なし)、一応相談の形で父に話をしてみた。すると「そりゃあええのう。忘れんように道路予定地の立て看板を作らんといけんの」とかなり乗り気な様子。よし、時間を見つけて作業を進めていこう。手作業でやるとの軽トラックが通れるほど地が固くなるのにしばらくかかるので完成予定は来春ぐらいかな。

そんな昨日、妻は福屋八丁堀店のベジタブルフェアで店頭販売をしていた。年2回開催される恒例のイベントでもう8年続いている。我々は2回目から皆勤参加しており今回も常連さんが沢山来られたようだ。正直に言うとこれ単独で利益が上がるわけではなく、準備でしばしば徹夜になるので結構負担感はあるのだけど、普段我々の野菜を買っていただいている皆様への感謝と認知向上につながればと思い続けている。行けば行ったでお客様と直接話すことができ、それがスタッフのモチベーションにもつながっているのは間違いない。

明日は愛知県豊田市の団体が事業視察に来られる。2月に同市で講演した続編、MAGO-NETを活用した野菜流通事業を検討いただいている模様だ。良い話に発展することを願いたい。

次回は土曜日にUPします!(たぶん)

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