43「師走前」
2018年11月24日
あっという間に11月も終盤。早過ぎる時間的感覚、子どもの頃はなかなか過ぎない時間にもどかしさを覚えたものだけど、何がその感覚を変えたのだろうか。
木曜日、奈良県生駒市の市役所の方々が視察に見えた。なぜ生駒市が?少し経緯を説明すると。。。
「はばたく日本の中小企業・小規模事業者300社」にまごやさいが選出され、受賞企業の紹介本が中小企業庁より発行される
→ その紹介本でまごやさいの存在を知った「全国農業新聞」から取材を受け、特集記事として掲載される
→ その特集記事をたまたま生駒市役所の偉い人がご覧になり視察が所内で検討される
→ 農林課の責任者及び担当者が視察に来る
ちなみに「はばたく日本の~」もその前の「新連携事業」の認定が推薦のきっかけであり、その新連携は「ひろしまベンチャー育成賞」の金賞受賞が発端。振り返れば、初めにビジネスコンテストに応募したという行動が連綿と今につながっていることが分かる。それも同級生の税理士Oくんが僕が創業して3年目の頃「ひろしまベンチャー育成賞の銀賞受賞のお祝いをするのだけど来ないか」と誘ってくれて、その会で受賞した内容を再度プレゼンしてもらい「もしかして俺でも何とかイケるかも」と思ったのがきっかけ。おそらく上記のすべてがつながるのは確率論でいえば天文学的低い数字になるのであろうが、つながってしまえば、それぞれが必然として確定する。
ちなみに、新聞が発行されたのが11/16(金)、電話が来たのが19(火)。たまたま社内にいた自分が電話に出て、極力早めに視察に行きたいと仰る。ちょうど空いていた21(木)の午後で先方も時間調整ができお会いした次第。このスピード感がなかなか良い感じ。
お聞きすると、生駒市は大都市圏に近く山間部の多く大規模化できない圃場が多い地域。耕作放棄地も増えており安芸高田市と近い課題を抱えているようだ。規模の小さな農家の野菜流通促進を考える中でまごやさいのモデルを参考にしたいとのこと。約2時間、先方3名と膝詰めで色々話した。次につながることを期待したい。
来週はルーチンの出荷・販売業務と合わせて、お世話になったよろず相談窓口のU氏へ2年ぶりの事業報告、市内飲食店の営業、農吉での出荷農家さん向けの生産者会議と続く。それと、週末に風疹の予防接種も受けることにした。
たぶん、またあっという間にまた土曜日が来るのだろうな。その日はもう師走か。こうなったら子どもたちが帰ってくる年末までノンストップで行きましょう!