17「籠り部屋」
2018年5月26日
主の居なくなった2つの子ども部屋は僕の籠り部屋と来客用の客間に変わった。この独り言も籠り部屋で書くようになり随分と所要時間が短くなったように思う。以前は居間の一角に置かれた机で書いていて、テレビあり家族の会話ありで、気にしないつもりでも結構影響を受けていたことが分かった。そういえば、前職で取引きのあった某大手アパレルの経営者は毎年一ヶ月間ハワイの某所に籠って雑音を排除し事業の構想を練られていた。ハワイと自宅の一室じゃ笑うほど差があるけど、その有用性が若干垣間見えたかも。
山の新緑は濃い緑に模様替えし、金属音のようなセミの声に立ちのぼる熱風は既に夏の風情。5月末はまごやさい(当時はしょうりき山里公園)創業からの事業「旬の野菜宅配」が始まる時期で今年で10回目。だいたい3,000~4,000円の野菜をセットにして月1回お届けしており、それを年末まで続ける。1グループは月1回発送だけど、それが4グループあるのでこちら側から見れば毎週宅配を送り出していることになる。普段の販売業務にこの仕事が乗っかってくるので一気に大変な感じになるのだけど、まごやさいの原点といってよいサービスであり、お客様の反応がよりダイレクトに伝わって来てやりがいがある。農家さんもこの宅配サービスに自分の野菜が採用されるのが楽しみになっているようだ。以前はそれなりの件数の野菜を集めるのが大変だったが、今は出荷希望を募ればそれ以上の候補野菜が挙がってくるようになった。農家さんが増えたこと、またそれぞれの農家さんが作付を増やされたことも影響していると思われる。
ちなみに、今週月曜日に発送した「旬の野菜宅配」には13種の野菜が入った。旬であることは前提で、葉物や豆類、根菜類に山菜など、なるべくバラエティーに富んだ内容にしている。たまに「何じゃこりゃ?」って野菜も入れたりして「挑戦的な野菜が送られてきた」とコメントを頂いたりする。その一つ一つの野菜の説明を手書きで作成し、「まごやさい通信」という事業情報的な書面も入れて完成。それなりに時間はかかるのだけど、ほとんどは5年以上(約半数は当初からずっと)継続利用されている方で、その皆様に事業の現状をご報告したいという気持ちも強い。
次回は来週月曜日発送の20件。入れる野菜は確定できたので後は資料作成をするばかり、と思っていたら今日もやっぱり外出することになり明日回し。岡山での講演用資料の作成もそろそろ完成させなければならず、他に資料作成2・3点差し込みあり。草刈でもして思いっきり汗をかきたいところだけど、、、明日は籠り部屋で1日を過ごすことになりそう。